2015年12月29日

ネットビジネス戦略 DAY3


ケース / テキストversionページ数
アップル社:iPodとiTunesVer.215ページ
ニコニコ動画Ver.122ページ


<<テーマ:ネットビジネスにおけるコンテンツ収益化の条件>>
ネットビジネスにおけるコンテンツ流通の成功要因と、それに必要なプラットフォームの役割と機能を理解する。

<<テーマ:コンテンツにおける収益化手法>>
ネット上でのコンテンツ流通の成功要因を理解したうえで、コンテンツの収益化手法を考察し、プラットフォームの役割と機能を深く理解する。

2015.08.04 (TUE)
7月22日に人事から「8月から異動」と告げられ、急遽 引継等の対応を行う中でのDAY3。
あまり時間が取れない中でのケースが2本でボリューミーだったので、
行き帰りの電車の他 別途時間を確保して予習対応していました。

さて今回はプラットフォームの収益化について、
AppleのiTunesとニワンゴのニコニコ動画のケースを見ていきます。
参考:Apple iTunes
参考:ニワンゴ ニコニコ動画

先ずはAppleから。
元々CDが売れていた音楽業界において なぜAppleは成功することができたのか。
それを5F分析とVC分析から音楽業界の変化を捉えていきます。


5F分析

5Fとは、M.ポーターが提唱した競争戦略において、業界環境を分析するためのフレームワーク。競合、売り手、買い手、新規参入、代替製品の5つの力(Forces)を分析することで、業界の収益構造や競争のカギを発見する。
引用:グロービス経営大学院 5F

VC分析(Value Chain)

バリューチェーンとは、事業活動を機能ごとに分類し、どの部分(機能)で付加価値が生み出されているか、競合と比較してどの部分に強み・弱みがあるかを分析し、事業戦略の有効性や改善の方向を探ること。
引用:グロービス経営大学院 バリューチェーン


コンテンツビジネスに興味がある私としては大変学び多い内容でした。
なぜSONYにはできなくてAppleには収益化が成功できたのか。
これもイノベーションのジレンマの好例ですね。

またクリエイティブ・コモンズを提唱したハーバード大学教授のローレンス・レッシグ氏が示した、
デジタルコンテンツの流通と収益化の4つの条件を満たしていることがAppleの成功の一因。
参考:Wikipedia ローレンス・レッシグ
参考:Wikipedia クリエイティブ・コモンズ

集客を行う点、マネタイズを行う点が整合性をもって連動していることなども丁寧にみていくことで
業界構造を大きく変えたAppleの凄さを目の当たりにすることができました。
参考までにiPodの初代CMや関連動画を張っておきます。初代CMについても驚きの事実がありますが、
その解説は是非に講義で確認してください:-)







続いてニコニコ動画。
ニコ動は私がちょうど大学生の頃に生まれ、情報工学に所属していた私の周りでは大人気。
私自身も当時 だいぶ楽しませていただきました^^

このニコ動がなぜ黒字化できたのか、なぜユーザを掴むことができたのか、
VPF戦略、ローレンス・レッシグの4条件、集客・マネタイズの整合性、そして既存メディアとの棲み分け、
そうした点を全て確認していくように観て ニコニコ動画が如何に優れているかを体感できます。

ここで個人的に学びが大きかったのはVPF戦略と既存メディア対応ですね。
外部、相互、リテンションの3力がここまで奇麗に組み立てられるのは素晴らしい。
本当に参考になる好例で、今後自分が新規で行う場合は意識していきたい構造です。

また既存メディア対策も意識する必要があります。
Appleにしろニコ動やYoutubeにしろ、業界構造を変えるということは
当然既存企業との折り合いをどうつけるかがキーになってきます。
特にベンチャーが構造を覆す様なビジネスモデルを生み出してしまうと、
既存企業は培ってきた資本力を武器に叩き潰してくる場合がある。
そうならないために 何をすべきか、どう配慮すべきかもしっかりと考えていく。

そうして初めて永続的に利益を生み出す企業になれると思います。

参考:
ニコニ・コモンズ
ニコニ広告
ブロマガ
楽著作物及び音楽原盤の利用に関するガイドライン

今日も多くの学びがありました!
やはりネットビジネス戦略はグロービスの必修科目にしても良いんじゃないですかね。


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2015年11月07日

ネットビジネス戦略 DAY2


ケース / テキストversionページ数
グーグルVer.128ページ
バーチャル・プラットフォーム戦略に関するノートVer.113ページ


<<テーマ:バーチャル・プラットフォーム戦略>>
グーグルがネットで果たした役割と価値創造のメカニズムを考察することを通じて、講座全体を貫く「プラットフォーム戦略」という戦略論の基本を理解する。

<<テーマ:ネットによる情報流通革命>>
グーグルがネットで果たした役割と価値創造のメカニズムを考察することを通じて、講座全体を貫く「プラットフォーム戦略」という戦略論の基本を理解する。またこの情報革命による今後の社会・ビジネス上の変化を考察する。


2015.07.21 (TUE)
前もってケースは読み進めておいて、7.19(日)は嫁と映画3本を鑑賞。笑
7.20(月)が海の日で祝日だったので十分に予習対応ができました。
とは言え、復習にももっと時間を使いたいところではありますが。

先ずはDAY1の復習。
内山講師はリアルなビジネスを第一の地球、ネットビジネスを第二の地球と名付けています。
考え方もルールも風習も経済原理も違う世界である点を強調しています。

その異なる原理を生み出している法則が2つ。
ムーアの法則とメカーフの法則。


ムーアの法則(Moore's law)

集積回路上のトランジスタ数は「18か月(=1.5年)ごとに倍になる」というもの。米インテル社の創業者のひとりであるゴードン・ムーアが1965年に自らの論文上に示したのが最初。
引用:Wikipedia ムーアの法則

メトカーフの法則(Metcalfe's law)

通信網の価値は利用者数の二乗に比例する。また、通信網の価格は利用者数に比例する。ロバート・メトカーフが1995年に提唱。
引用:Wikipedia メトカーフの法則


ムーアの法則は言い換えると、1年半でコストが半分(性能が2倍)ということであり、
メトカーフの法則は、利用者が10倍になれば価値が100倍になることを示しています。

極端な話 SNSの利用者が100人の場合と1億人の場合とでは価値が全く異なってくる。
そしてその仕組みを構成するインフラコストは1年半で半分になっていく。
コストよりも利用者をとにかく増やすこと。
これだけで今までのリアルビジネスとは経済原理が異なることがわかります。

ただ利用者を増やすにしても どのような価値を提供するのかが大事で、
長く組み立てた仕組みを利用し続けてくれることが重要。そこで学ぶのがプラットフォーム。

利用者が使い続けてくれるためには3つの効果を適切に醸成する必要があります。
リテンション効果、外部ネットワーク効果、相互ネットワーク効果。
ネットで効果について探しましたが良い記事がないですね・・・
講師も、この概念を教えられるのは日本では5人しかいないと仰られていました。
なので是非ともグロービスのネットビジネス戦略を受講して その効果を学んでみて下さい^^

私はこの3つの効果を学んで目から鱗でした。
私が属する企業もプラットフォームビジネスは声高に言われています。
そのため 感覚としてプラットフォームビジネスというのは分かってはいたのですが、
改めて体系立てて学問として学ぶことで、抜けていた視点が網羅されていく感覚は本当に感動もの。


さて今回のケースはGoogleです。
ネットビジネスを取組むためにプラットフォームを構築する、
そこでどのように収益を得るかを考えるのが今回のケースになります。

後発だったGoogleがなぜYahoo!に勝てたのか。
なぜユーザはGoogleが好きなのか。

かくいう私も大学時代にネットの素晴らしさに触れ、Googleの虜になった一人。笑
Ajaxを利用したGoogle MAPは本当に興奮して感動しました。
参考:Wikipedia Ajax

Googleには参考図書が沢山あるので、一冊で良いので是非手に取ってみて下さい。

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・・・学生の頃読んだGoogle関連図書ってこれだけだったんですね。汗
しかも最近Google関連読んでないので、久しぶりに読もうかな。

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posted by ニーシェ at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

ネットビジネス戦略 DAY1


ケース / テキストversionページ数
オンラインの覇者(A):バーンズ・アンド・ノーブル対アマゾン・ドット・コムVer.-21ページ
オンラインの覇者(B):バーンズ・アンド・ノーブル対アマゾン・ドット・コム(当日配布)Ver.16ページ
楽天株式会社Ver.112ページ


<<テーマ:ネットビジネスの業界構造と競争原理(前半)>>
リアルとネットのビジネスの違いを電子商取引の事例を通じて把握し、ネットビジネスにおける競争の基本原理を理解する。

<<テーマ:ネットビジネスの業界構造と競争原理(後半)>>
ネットにおける競争原理が国や文化の影響を受けるか事例を通じて考察する。またその上でネットにおける競争優位の本質を理解する。

2015.07.07(TUE)
7月期一発目の講義です。
7月期は ネットビジネス戦略を火曜日、サービスマネジメントを水曜日に受講しています。
連チャンはきついなと思ったのですが、どちらも受講したい講師だったので選択しました。

ネットビジネス戦略で私が受講したいと思ったのが内山講師。
参考:グロービス経営大学院大学公式サイト【内山 英俊Uchiyama Hidetoshi】

内山さんはアメリカのコンピュータサイエンス系の大学院出、
そして最も驚くのは あのGoogleの創業者の一人ラリー・ペイジ氏と席を並べて学んでいたそうです。
モバイル系で起業し、その後 自分の会社を持ちながらATカーニーでも働いている御方。

オムニチャネルにも精通しており、以下の様な話もまとめて下さっています。
参考:slideshare【オムニチャネルで押さえるべき6つの成功要因】

上記の経歴も驚きでしたが、まぁやっぱり一番驚いたのは ソフトバンクアカデミアに入校されたことですよね。

ヒト系の講師をやられている伊藤羊一さんも元アカデミア生であり、
羊一さんが内山さんにお奨めしたそうです。
そこで内山さんが興味を持たれて、選抜試験を見事に合格されて2015年4月から入校することになったそうです。

今後は講師と生徒という関係に加え、アカデミア生という枠組みで
ディスカッションしたり戦略で勝負したりするので気を引き締めて取組みたいと思います^^


さて、そんな内山さんが教鞭を執るネットビジネス戦略。
業界に特化した講義でグロービスの中でもレアな講義となります。
そして取り上げる業界はIT業界という、これまでの常識が通用しない世界の話になります。
内山さん曰く、「今まで学んでいたMBAとはルールが違う」世界。

でもそれは大袈裟でもなく、情報工学を学び 若輩ながらIT業界に触れてきた私自身も
そのネットの世界の価値観やコスト構造は今までとはがらりと異なると感じています。
そして今後の世の中ではそのネット社会を理解し取組まなければ もう勝てなくなるのではないでしょうか。
それを体系立てて学べるネットビジネス戦略は、私は必須科目にしても良いとさえ思います。

一応宣伝も。笑
内山さんは以下の本も書かれており、多彩な才能を発揮されております。

スッキリと「考える」技術スッキリと「考える」技術
岩田 徹 内山 英俊

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私も近いうちに読みたいと思います。

さて、IT業界ではGoogle, Apple, Microsoft, Focebook, LINE...etc 様々な企業が大きな成功を得ています。
それぞれに今までの常識とは異なる成功要因があるのですが、DAY1で取り上げるのはAmazon.com。
Amazonが如何にしてリアル店舗にはなし得ないユーザ体験を実現したのか、
またそれを実現できたのは何故なのか、そういった話を中心にDAY1では議論していきます。

曲がりなりにもIT業界にいる私としては身近な話にも関わらず、
改めて体系立てて説明してもらえるので とても理解が進みました^^

本当はここで紹介したい話も沢山あるのですが、
内容がどれも重要で濃過ぎるため書ききれないし、ケースの内容に触れてしまいそうなので自粛します。
なので是非受講することをお奨めします。

ただ難点が1つだけあって、ITの知識がないと講義についていくのはかなり厳しいかと。
プラットフォームやロングテール、リスティング広告などなど様々な用語が出てきますが、
参考図書にもなっている梅田望夫さんのWEB進化論などは用語理解にもお奨めです。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
梅田 望夫

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2006年の書籍で この本でさえ今のIT技術進化から見るとすでに過去の進化となりますが、
それでも重要なエッセンスは盛り込まれていると思います。

私自身 大学3年時(丁度2006)に読んで大きな衝撃を覚えました。
そしてこの本をキッカケに私はインターネットの可能性を感じて
学生ながらインターネットビジネスを模索していました。(どれも大きくなりませんでしたが)

そんな感動を、まだITにあまり触れていない方々がこのネットビジネス戦略で感じてもらえたら嬉しいです^^


合わせて参考までにAmazonの倉庫で使われているKiva Systemの動画があったので共有します。
これだけでもすごいなって思いますね。





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posted by ニーシェ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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