2014年05月15日

論語と算盤 / 渋沢栄一

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)
渋沢 栄一 守屋 淳

筑摩書房 2010-02-10
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本紹介 from Amazon

日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。


こちらはマーケティング・経営戦略基礎の講師より推薦いただいた本。
「道徳経済合一説」という理念の元、私利を追わず公益を図ることに生涯を費やした日本資本主義の父の著書。
講師は毎年一回は読むようにしているほど熟読しているそうです。

私はいつも本を読んで、感銘を受けたフレーズや文章はiPhoneにメモをしているようにしているのですが、
本書はそのメモの量が非常に多い。
それだけ私にとっても学びが多い一冊だったと感じています。

論語をベースにしているだけあって、私利を戒める内容となっており一見きれいごとのようですが、
それでも後世に名が残るだけの実績を残している。

冒頭に渋沢栄一さんが設立にかかわったとする様々な会社名が並んでいるが、
JRにはじまり日経新聞、みずほ銀行、帝国ホテル、聖路加国際病院などと業界は違えど超大手の企業に携わっていた。

とにかく本書のベースとなっているのは以下に極まり。


国の富をなす根源は何かといえば、社会の基本的な道徳を算盤とした正しい素性の富なのだ。そうでなければ、その富は完全に永続することはできない。(P15)


ちょっと訳が分かりにくく感じているのですが、
要は「富の根源は仁義で正しい道理の富じゃなきゃ長続きしない」と言っている。
よって仁義を果たす事が大事で、まさに「道徳経済合一説」。

言っていることは分かったつもりになりつつも、やはりまだまだ未熟上に腹落ちまでできていませんが、
ただ私欲に走らないように戒めることはしようと思います。

働き方の一つの指標として読んでみてはいかがでしょうか。

最後に多くのメモの中でも、特に感銘を受けた文章を紹介します。
本書曰く徳川家康の言葉なので ちょっと紹介するには適切ではないかもしれませんが素晴らしい考えなので。


人の一生は、重い荷物を背負って、遠い道のりを歩んでいくようなもの。急いではならない。不自由なのが当たり前だと思っていれば、足りないことなどない。心に欲望が芽生えたなら、自分が苦しんでいた時を思い出す事だ。耐え忍ぶことこそ、無事に長らえるための基本。怒りは自分にとって敵だと思わなければならない。勝つ事ばかり知っていて、うまく負ける事を知らなければ、そのマイナス面はやがて自分の身に及ぶ。自分を責めて、他人を責めるな。足りない方が、やりすぎよりまだましなのだ(P136)


あまり資本主義とは相容れない思想だとは思いますが、がつんと殴られたような衝撃を受けました。
こういう心持ちで気持ちを落ち着かせることは大事ですよね。

私もまた時間を置いて読み直し、新たな気付きを得たいと思います!


参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【書籍一覧】




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posted by ニーシェ at 03:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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