2014年06月23日

経営戦略 DAY3

2014.05.10(土)

ケース / テキストversionページ数
マネックスグループ グローバル化の軌跡ver.333ページ

本日のテーマは、置かれた環境を理解し、多くの競合がいる中において
どのように優位性を構築していくのかを考えること。
さらに市場特性を踏まえながらどのように戦略を立てていくのかを学びます。

本来DAY3は5/17(土)だったのですが諸事情により欠席するため、一週間前に振替をしました。
そんな訳でこの土日は授業科目数が3コマ。講義だけで9時間の対応です。

もちろん各講義ごとに予習もあるので、今週はMBAの時間が全体の20%を超えています。
参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【タイムスケジュール 2014年5月第2週 (5/5 - 5/11)】

さて、DAY3。
今回受けた先生は諸先輩方のオススメもある人気講師。
第一印象としては毒舌なこと。
あと何かわかりませんが、指でクルクルクルクル紐状のものを回しています。

振返ると講師の比較ができます。
ここで感じたのは全然教え方が違うということ

利用するケースは同じなのですが、解答への導き方が全然違う。
講義の前にさくっと復習をするのですが、私が受けた講義では見た事もない図やグラフなどを書いていました。
なので私の所感としては以下2点が挙げられます。

1. 諸先輩から事前情報を得て、最適な講師を選ぶ
やはりグロービスの中でも人気講師や特徴のある講師がいます。
そこでとにかく講師の情報を集め、自分に最適だと思われる講師を選ぶ

2. 基本振替は厳禁
グロービスの制度として授業を振替ができます。
これは仕事の都合等で出席が難しい場合、講義はパラレルで開講しているため別の日に講義があれば
そちらで受講する事ができます。
ただ本当に教えるポイントも教え方もスライド構成もだいぶ違うので、
できる限り同じ講師から受けた方がやはり学びは深くなるように感じます。


さて、本日のケースはマネックス。
ネット証券業のケースになります。

証券業と銀行の違いは、マネタイズが手数料か金利かの違いが先ずあります。
ネット証券業の場合は手数料収入を増やすために
口座数を増やし、顧客の取引回数を多くし、且つ取引金額を大きくすることが会社の利益になります。

そもそもの証券という商品属性を紐解きながら、
ネット証券業が成功するための成功要因を洗い出し、勝負の肝を講義の中で見ていく。

しかしながら後発のマネックス証券としては順当なやり方では当然勝てないんですよね。
そんな中でマネックスが成功するために何をしたのか。
ここが本ケースの面白いところであり学びの肝になると思います。

当然 他社とは違う戦略で攻めるのですが、なぜ他社は真似できないのか、否、真似したくないのか。
そうした模倣困難性を読み解くと如何にリスクテイカーなのかが分かります。(褒めてます)

アカウンティング1の講師も仰られていましたが、
リスクなきところにリターンなし、です。

リスクを取らない事が大事なのではなく、リスクを洗い出した上で、どのリスクを選択するかです。
自社のリソースや立場、社会情勢などを踏まえた上で痛手が少なく且つリターンが大きいところを攻める。
リスクを恐れずに、戦略に内外の整合性を持たせてリスクをコントロールしていく。
それが経営戦略の重要な考え方だと私は感じます。

マネックスが選択したリスクは明確に業績に反映されており、
経営戦略と財務会計の連動性を体感できます。
内部にいた人たちはきっと感動したでしょうね、打ち手が奇麗に決まるその瞬間は。

またマネックスCEOの松本大氏は先が読めてたからこそリスクを取れたんだと思います。
ソフトバンクCEO孫正義社長も以下の名言を残しています。
「時代は追わず、仕掛けて待つ」

優れた経営者、成功する経営者とは、情報に敏感で先読みスキルが極めて高い人なのかもしれません。


さて、今度はマネックスは中国へと進出しますが、それをどう評価するかです。
そもそもなぜ中国に進出しなければならないのか。また進出先が中国なのは何故なのか。
こうした点も読み解くと、如何に外部環境と整合性を保たなければならないのかがわかります。

そしてM&Aした会社も闇雲に買収した訳ではなく、
ちゃんと会社の戦略に照らし合わせた上で緻密に計算しながら買収しています。

本当にこうしたスマートで洗練された戦略を見ると、
いつか自分が経営側になるor起業する際にとても参考になります。

ただ【イノベーションへの解 / クレイトン・クリステンセン】にある記載で、
戦略には「意図的戦略」と「創発的戦略」の二つがあります。
意図的は考えた通りに戦略が進み成功すること、創発的は予期してなかったが結果的に成功すること。
どちらが多いかと言うと後者の創発的戦略が圧倒的に多いそうです。

マネックスがどこまで戦略を緻密に練り上げたかはわかりませんが、
それでも結果として強豪犇めく業界の中で勝ったことは事実であり、
経営を目指す人たちにとって多くの示唆と学びを与えることは間違いありません。

今回も非常にタメになったケースでした!

参考図書:
イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)
クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 玉田 俊平太

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参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【経営戦略 時間順 記事一覧】




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posted by ニーシェ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経営戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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