2014年02月13日

ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら / 木村康宏

ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだらラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
木村 康宏

幻冬舎 2011-08-25
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本紹介 from Amazon

創業二四年のラーメン店・大力屋。かつての隆盛はどこへやら、今ではすっかり閑古鳥が鳴いている。頑固一徹の店主・大二郎のひとり娘・春香は、大学の授業で偶然出会った経営コンサルタントの澤村に助けを求めた。職人肌の大二郎は澤村を拒絶するが、自慢のラーメンを「美味しいだけで、商品としては間違いなく売れない」と言われ…。つぶれかけのラーメン屋が、毛嫌いしていた“経営のプロ”の助言に従って復活を目指す!感動の物語の中にちりばめられたうまくいく商売の法則。


ラーメン屋専門コンサルタント 木村康宏さんの著書。
潰れかけているラーメン屋を舞台に、マーケティングノウハウをストーリー調に教示する一冊。
300ページ以上とボリュームがありますが、ストーリーとしても面白くてさくっと読めます^^

こうした経営系の書籍を読むと必ずグロービスで学習した内容が出てくるのでいい復習になります。
しかもラーメン好きであり、将来はラーメン屋の経営も第四の人生あたりでやってみたいと思っている身ととしては、
まさに学びの宝庫。笑

どういう戦略でいくのか、マーケティングをどうするのか、など非常にタメになりました。

さらに個人的にとても興味深い話は、【2:6:2の比率】
パレートの法則である【8:2】は有名でしたが、【2:6:2の比率】は私は知りませんでした。
これはどういうことかというと、経営組織論に通じる比率です。
本書ではP162に記載されています。

蟻の生態を研究したところ、組織的な行動をするように見える蟻にも3つのパターンがあります。
それが以下3つ。

1. よく働く蟻
2. 普通に働く蟻
3. 怠け者の蟻

そして上記のパターンの比率はどの蟻の集団においても【(1):(2):(3) = 2:6:2】になっているそうです。
そこで、怠け者を除けば蟻の軍団はさらに効率的に働くと仮定し、怠け者を取り除いたところ、どうなったでしょうか。
仮に全体が100匹だとすると、よく働く蟻が20匹、普通に働く蟻が60匹、怠け者の蟻が20匹です。
このうちの20匹をグループから外してみました。

すると、なんと残った80匹が【(1):(2):(3) = 2:6:2】に則り、16匹が怠け者になったとのこと。

怠け者を取り除いてもさらなる怠け者が生まれるという結果になったそうです。
では、全体としてより効率的にするにはどうしなければならないかというと、よく働く蟻をさらに働かすこと

そうすることで普通に働く蟻も刺激され、全体として効率が上がるんだそうです。
そして全体として効率が上がってくると、怠け者の蟻は徐々にそのグループにいられなくなる。
動物の本能として、適合していない集団には所属せず、適合できなくなると次第に離れていく。

そうすることでグループから怠け者が勝手に脱落していく形になるそうです。

これはなかなか面白い経営組織論。
怠け者を排除するのではなく、自分自身が努力し、会社の空気を刺激的にする。
そうすることが会社全体のメリットになる。

この理論はしっかりと頭に入れておきたいと思います。


参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【書籍一覧】




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posted by ニーシェ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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