2014年01月19日

志を育てる / 田久保善彦

志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために
グロービス経営大学院 田久保 善彦

東洋経済新報社 2011-12-02
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本紹介 from Amazon

事をなす人のための「志」に関する本格的な解説書、ここに刊行す
多くの偉人たちが志を持って生きていくことの重要性を説いてはいるが、「志とは何なのか?」「それはどうやって育まれるものなのか?」等について言及されたものはほぼ見当たらない。
著者は言う。自らのこころと向き合い「小志」を積み重ねることでその答えが見つかるのではないかと。
本書は、志が生まれ、育っていくプロセスに関する調査を通じて、「どう生きるべきか」「何のために働くのか」を考え、実行するためのヒントを読者に投げかける。



クリティカルシンキングを一緒に受講した御方からいただいた一冊。
グロービスの入試の課題であるエッセイを書くにあたり、参考図書として読んでおいた方がいいということで、
一読させていただきました。

個人的に最も興味深い内容だったのは「志の醸成サイクル」

本書の意図として、「志」は唐突に、もしくは突然、いきなり 定まるものではないとしています。
一つの目標から失敗と達成を繰り返しながら、大きな志へと成長していくもの。

なので、以下の順に沿って、志は醸成していくとしています。(P21)

0. あるきっかけで目標を持つ
1. 達成への取組み
2. 取組みの終焉
3. 客観視
4. 自問自答
5. 新たな目標の設定
(以下1~5を繰り返しながら志は成長していく)

目標を持つ(フェーズ0)。
やってみる(フェーズ1)。
やった結果が出る(フェーズ2)。
結果を客観的に把握する(フェーズ3)。
結果を分析する(フェーズ4)。
目標を改めて再設定・改善・変更する(フェーズ5)。

より簡易な言葉で自分の理解を言語化すると上記の通り。
PDCAサイクルと近いですね。

PDCAサイクル

PDCAサイクルとは、企業が行う一連の活動を、それぞれPlan−Do−Check−Action(PDCA)という観点から管理するフレームワーク。
引用:http://gms.globis.co.jp/dic/01043.php



志は成長していく、成長させていくという点について納得感があります。


ただ、その志醸成サイクルについては良いのですが、
個人的には 本書があまり刺さりませんでした。
なぜなら文章構成が短絡的で内容は理解できても ストーリーが心を揺さぶらないのです。

本書の特徴は著者自身によって様々な業種の方々30名にインタビューをし、
志醸成サイクルの各フェーズに分け、それぞれの御方のストーリーを記載していること。
ただ、そのストーリーをフェーズごとに細切れにしているのです。

Aさんのフェーズ1。
Bさんのフェーズ1。
・・・
Aさんのフェーズ2。
Bさんのフェーズ2。
・・・

といった具合で文章が並んでいくので、AさんやBさんの折角のストーリーが細切れになってしまい、
感情移入等が個人的にはしにくく感じました。

構成としては各インタビュワーのストーリーでまとめ、その中でフェーズ毎に区切る方が良かったのではないでしょうか。
少々 その点が読みにくく残念に感じました。

残念でした。で終わるのもあれなので、最後に好きなフレーズ。


トップになる人はがむしゃらに働いている。本音はワークライフバランスなんて30代が言うな、めちゃめちゃ働いてはじめて40以降生きていける(P52)


これ、結構その通りだと思いますね。
ソフトバンクの孫社長も、日本電産の永森社長もファーストリテイリングの柳内社長もそうだと思います。
永森社長は人の2倍は働いたと仰られていました。

僕も頑張っていきたいですね。

参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【書籍リスト】




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posted by ニーシェ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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