2015年07月13日

オペレーション戦略 DAY3


ケース / テキストversionページ数
バーガーキング社Ver.719ページ
マクドナルド社(圧縮版)Ver.518ページ


<<テーマ:オペレーティング・システム>>
オペレーティング・システムについて学ぶ。

2015.05.14 (木)
本日は有休をいただき、課題の対応をさせていただきました。
週末に兄のお見舞い等々 行くとどうしても課題対応の時間が減ってしまうので、
有休を差し込んでおいて本当良かったなぁと胸を撫で下ろしております。

今日のケーススタディはバーガーキングとマクドナルドというファーストフード店。
非常に身近な題材でありますが、オペレーション戦略の観点から見てみると、
両社の戦略的な違いや競争優位性も見えてきて 今までとは少し見る目が変わりました。

今回の講義は通常通り 相澤先生で、いつもの相澤スタイルで講義が進行。
冒頭にざくっと話をした上でおよそ1時間かけて全ての課題をグループごとに議論。
その後に2時間かけて解説およびクラスディスカッション。

多くの講師の場合、課題ごとにグループワークの時間を分割して進めていますが、
相澤スタイルは それらとは一線を画しております。

さて、先ずは両社の戦略をしっかりと抑えるところから。
ちょっと この戦略について触れたい想いはあれど、解答に影響がありそうなので自粛します。
その戦略の違いがオペレーションに極めて大きな違いを生んでいます。
戦略を支えるのはオペレーションである、というDAY1の学びの通り、
バーガーキングおよびマクドナルドにおいても、確かにその通りであると実感できる良いケースに感じました。

戦略の違いを理解した上で今までと同様、プロセス・フロー・ダイアグラムで両社を比較しました。


プロセス・フロー・ダイアグラム(Process Flow Diagram)

インフロー/アウトフローという考え方に基づく「システム思考」と、ゴールから現在地に向かってプロセスを描く「逆算思考」の二つを活用してプロセスを設計するための手法の一つ。
引用:ITPro プロセスフローダイアグラム


ここで感じるのは、私のPFDはスマートじゃないこと。
というのも、ケースにはかなり詳細にオペレーションの流れが書いてあるのですが、
それをそのまま抜け漏れがないように書いてしまいます。
でも講師の方々のサンプルを見ると、しっかりと要点だけを掴んで より流れがわかりやすい図になっています。
一度 詳細まで理解した上で、改めてキーになるフローだけを書くように心掛けたいですね。


本日は両社の戦略を比較しながら、受注生産と計画生産(見込み生産)について学びました。


受注生産(Built To Order)

受注してから生産する事。メーカー側にとっては在庫リスクなどが減り、オーダーする顧客にとってはオプション設定など要不要の機能を選択するなどのメリットがある。
引用:globis MBA用語集 BTO


受注生産と計画生産の違いや特徴については以下のサイトが参考になるかと思います。
参考:生産管理システムのメリット【受注生産と見込み生産について】

生産管理と言われる、こうした生産の違いも戦略による違いに起因しており大変面白い!
戦略の違いは実現したい結果に大きな違いが出てきます。
バーガーキングとマクドナルドでは戦略の違いから強みとするものが異なるのですが、
これがトレードオフの関係だったりする。


トレードオフ(Trade-Off)

レードオフとは、複数の要素が互いに相反する利害を伴い、どれかのメリットを選択するとそれによって別のデメリットやリスクが発生するような事柄のこと。経営戦略の意思決定は、トレードオフの克服を伴う場合が多い。
引用:globis MBA用語集 トレードオフ


それぞれが戦略にそって打ち手を研ぎ澄ませて確固とした強みにしていきますが、
例えば技術革新によって競合が自社の強みさえも取込める打ち手をうってくる、
時代の変化に合わせてユーザニーズも変わり、自社の強みが次の戦略の足枷になってしまう、
などなど 様々な困難が起きる可能性もある。

なので強みを伸ばすために自社の打ち手を研ぎ澄ませつつ、
それでいながら常に先を見越して、強みが足枷にならないよう意識し続けなければなりません。
経営の難しさとやりがいを強く感じました。

このトレードオフの関係について、バリューラインという考え方があります。
バリューラインについてはグロービスで講師も行っている金森努さんのブログに、
ユニクロとH&Mの戦いと題して説明が触れてあるので参考になるかと思います。
参考:Kanamori Marketing Office【「バリューライン」で考える、ユニクロとH&Mの戦い】

本講義の後半では、コンビニチェーンのam/pmジャパン代表取締役社長も就任した相澤さんらしく(?)、
レベニューを増やす戦略の検討と廃棄マネジメントについて学びをいただきました。

レベニューを増やすというのは、コンビニのように店舗という固定費を持つ場合、
店をとにかく稼働させて固定費を薄める話のこと。
店を閉めること自体にコストがかかるため、固定費を薄めてコストダウンを狙う戦略も打ち手であると。

そして廃棄マネジメントは読んで字の如くです。笑
廃棄を最小化することが外食産業・小売のポイントであることに触れながら、
廃棄を減らすための手法として
1. 需要予測の精度を高めて無駄な生産を行わない
2. 廃棄になりそうなものからお勧めする(需要喚起)
3. 完全受注生産にする
といった打ち手について話を聞かせていただきました。

講師の方々にもそれぞれのバッググランドがあるので、
それに伴った現場のリアルな話が聞けるのは本当に貴重だと感じます。

今日も良い学びに出会えました。


記事一覧:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【オペレーション戦略 時間順 記事一覧】




良ければポチっと応援宜しくお願い致します^^
にほんブログ村 経営ブログ MBA・MBA取得へ

posted by ニーシェ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペレーション戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

企業家リーダーシップ DAY3

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語
ジョン P.コッター 金井 壽宏

ダイヤモンド社 2008-04-03
売り上げランキング : 93647

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ケース / テキスト著者ページ数
幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語ジョン・P・コッター290ページ


<<テーマ:起業家の志と経営哲学>>
起業家の志及びリーダーシップがどのように経営哲学をつくり、組織文化や事業発展にどのように関係していくのかを学ぶ。

2015.05.13 (水)
ゴールデンウィークを挟んでの企業家リーダーシップDAY3。
同時期受講中の経営道場は中休みで少し余裕を持った予習・復習ができる・・・・予定でした。

ゴールデンウィークに風邪をひくという失態により、やりたかったことの3分の1もできず。。
(1月期受講のOBHやマーケ1をしっかりと復習した上で、企業家LSやOP戦も予習したかった)

そんな訳で結局今回も予習が大変だった訳ですが、
それでも題材が松下幸之助さんということもあって興味を持って取組むことができました。

さて、冒頭にあったリーダーシップについての話を共有。
リーダーには様々な形があるという結論なのですが、私個人としては大変勇気ををもらえる話でした。
リーダーとはギラギラしている、多くの人を巻き込めるといったイメージがもしかしたらあるかもしれません。

かくいう私もものすごい勢いで前に出る様なタイプでもないですし、
誰にも負けないと言えるぐらいのバイタリティがある訳でもありません。
でも必ずしもそうである必要はないと田久保講師はお話して下さいました。

「らしさ」を求め、自分らしいリーダー像であるべきだと私は捉えました。

先頭に立ち引っ張っていくフラッグ型リーダーシップよりも、
後ろから支えるシープドッグ型リーダーシップの方が私にはしっくりくるように感じています。
もちろん時に前に出る必要もあると思いますので、そこは自分の特性を把握しながら柔軟にやっていきたい。

自分の中でここなら勝負できる、と思う点を見つけること。

誰かや世間が定義したリーダーシップに無理に当てはまることなく、
自分の強みを伸ばしながら「らしさ」を追求していく。
結果として人がついてきてくれて、リーダーとなっていく・・・そんなことをイメージしています。

では自分の強みとは。
ここで触れられていた一つとしてプロ野球選手のイチローのお言葉がありました。


継続する才能を天才という ※ 以下の名言を咀嚼したのだと思われる
「努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。」(by イチロー)


これも私にとっては大変嬉しく 背中を押してもらえる言葉。
スペックが高くない私は努力するしか高みは望めないと思っています。
努力を続ける事、スロースターターであったとしても、いつかは報われると信じて努力を継続していきたい。


講義では幸之助さんについて多角的に議論していきました。
その中で重要なのは死生観かなと。

家族が若くして死にゆく中で、自分も病気がちである状況。
いつかは死ぬどころか 次は自分の死の番だと考えるはず。
ドイツの哲学者ハイデガーは「死を思え(メメント・モリ)」と人生の刹那的感覚を重要視していたが、
松下幸之助さんは他者よりも強くその観念があったのではないかと思います。

以前グロービスに通っていた、4桁の人の死と向き合った脳外科の御方のお言葉は、


Tomorrow is not promised.


だそうです。
どれだけ今日一日を大切に生きているのか。
自分の時間が途切れる可能性を感じながらも今を生きること。

Appleのスティーブ・ジョブズも、死を意識した発言を行っています。


If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?)

Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.
(自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です。)
引用:英語の名言・格言【スティーブ・ジョブズ】


死生観の話の中で 私が思い出すのは会社の同期です。
彼は自ら道を閉ざしてしまいましたが 図らずしも最期に遺したツイートが以下です。


(ニーシェ Twitterアカウント)やりませう


話の流れとしては単純に「カラオケに行こう」という何気ない会話なのですが、
これが最期の言葉だと思うと 何か深い意味があるように感じてなりません。

都合のいい解釈なのかもしれませんが、私は彼がくれた言葉を胸に今後とも精進していきたいと思う。

また最後にガンジーの素敵な言葉を紹介してもらえました。


明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい


偉大な方々は死を意識している。
私も形だけでも意識して、今何をすべきなのか 少しでもいいので有効な時間の使い方にしていきたい。
無駄な時間を極小化すること。

本日も良い示唆を沢山いただけました。


記事一覧:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【企業家リーダーシップ 時間順 記事一覧】

良ければポチっと応援宜しくお願い致します^^
にほんブログ村 経営ブログ MBA・MBA取得へ

posted by ニーシェ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 企業家リーダーシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月11日

オペレーション戦略 DAY2


ケース / テキストversionページ数
ナショナル・クランベリー協同組合Ver.49ページ


<<テーマ:ボトルネック分析とビジネス・プロセスのコントロール>>
オペレーション・マネジメントの基礎概念である「ボトルネック分析」「ビジネス・プロセスの設計方法」について学ぶ。ビジネス・プロセスをどのように設計すればトータルでの最適化が図られるのか、以下の課題を解くことで考察していく。

2015.04.25 (土)
元々は4月23日(木)の予定でしたが振替えました。
持っている案件で不備が発覚し、その原因調査と役員報告があったためです。
25日も学生時代に参加したインターンの新居にお邪魔するスケジュールではありましたが、
17:00ぐらいでお暇させていただき、その足で麹町へ。

さてオペレーション戦略のDAY2です。
振替えた先の講師は井出先生。
参考:グロービス経営大学院【井手 伸一郎 Ide Shinichiro】

A.T. Kearneyというコンサル会社出身ということもあって、論理的でわかりやすい。
グロービスの凄さの一つは講師の質の高さでもあると思います。
私自身 外部講師から受講する社内研修含め 様々な講師を見てきましたが、グロービスの講師は優秀な人が多い。
尊敬できる講師が多いというのもすごくありがたいですね^^

さて、DAY1の振返りをしつつ、DAY2では先ずプロセス・フロー・ダイアグラムを組み立てました。
このダイアグラムによってオペレーションの流れが理解しやすくなり、
そしてDAY2のメインテーマとも言える、ボトルネックの可視化の一役にもなります。


プロセス・フロー・ダイアグラム(Process Flow Diagram)

インフロー/アウトフローという考え方に基づく「システム思考」と、ゴールから現在地に向かってプロセスを描く「逆算思考」の二つを活用してプロセスを設計するための手法の一つ。
引用:ITPro プロセスフローダイアグラム

ボトルネック(bottle neck)

ボトルネックとは、あるプロセスの時間や品質などの管理指標を左右する工程。1つの要因で全体の結果や性能を左右する、最大の要因を指す。例えば、ITや通信業界では、処理速度や通信速度を阻害する要因や原因箇所を指して用いる。
引用:globis MBA用語集 ボトルネック


DAY2の予習は、ケースは通勤時間中に読んだのですが 座して取組めたのが当日の4:30 - 9:30。
PFDは書けてボトルネックの当たりをつけるのはできたものの、数値的根拠の取組みが浅くなってしまいました。
今回は計算も多いので、取組まれる方は想定より多めに予習時間を確保しておくことをお勧めします。。

ボトルネックを抽出した後は、どういった打ち手を行うかを検討。
真因に対しダイレクトにソリューションをぶつける。
実際の経営や仕事も 本ケースの流れであると思うので、大変貴重な経験と自分の未熟さを痛感しました。

その際の考え方としてタメになったのが、真因がノックアウト・ファクターかどうか、
ノックアウト・ファクターではない場合、費用対効果で判断し課題を保留することもあるということ。


ノックアウト・ファクター(knockout factor)

ボクシングにおいてジャブでコツコツとポイントを稼いでいても、重い一発のパンチでノックアウトされてしまうことがあることから転じて、M&Aの不採用・採用の決め手となる評価項目のこと(※引用元がM&Aに特化しているが、ビジネスでは事業継続が困難になる要素というニュアンス)
引用:GROWIN PARTNERS ノックアウト・ファクター


多くの場合 課題が見つかれば しらみ潰しに解決を図ろうとしますが、
それもケースバイケースで リソースとの兼ね合いをみて判断する必要があります。
考えてみれば当たり前の話なのですが 意外と普段の生活でもできていないように感じる場面が多々あります。

例えば緊急度の高くないタスクの処理。
本来メインでやるべきタスクを一度置き、ノックアウト・ファクターでもないタスクをやってしまうことがある;
時間が有限な以上、しっかりと優先順位をつけて取組まないとですね。

そして費用対効果を見るときに利用するのは、ファイナンスの講義でもお馴染み、ROIとNPV。


Net Present Value

NPVとは、投資する対象の事業、プロジェクトが生み出すキャッシュフローの現在価値(DCF)の総和。投資を決定するための評価指標の1つ。正味現在価値。
引用:globis MBA用語集 NPV

ROI(Return On Investment)

ROIとは、投下した資本に対しての収益性を測る指標で、企業の収益力や事業における投下資本の運用効率を示す。投資利益率、または投下資本利益率とも呼ぶ。
引用:globis MBA用語集 ROI


最後に講義とは直接関係はないのですが、経営戦略で学ぶ”〇〇の経済”について
オペレーションの観点からみた話を教えていただけました。


規模の経済性(Economies of scale)

規模の経済性とは、事業規模が大きくなればなるほど、単位当たりのコストが小さくなり、競争上有利になるという効果。コストリーダーシップ戦略をとるリーダー企業にとっては特に重要なコスト低減の方法。
引用:グロービスMBA経営辞書 規模の経済性

範囲の経済性(Economies of scope)

範囲の経済性とは、経営資源を他事業と共有化することで、その事業単独でやったのでは実現できないコストメリットを得ることを指す。シナジー(相乗効果)と意味合いはかなり近い。
引用:グロービスMBA経営辞書 範囲の経済性

密度の経済(Economies of Economies of scope)

さまざまな活動を近い場所で行うことで、ヒト・モノのやり取りの効率を高める。
引用:globis 知見録 密度の経済


オペレーション戦略は基礎科目でありながらも、学んだ科目を複合的に絡める講義なので、
総合格闘技とも呼ばれている科目です。
今日はオペレーションそのものの学びの他、ファイナンスや経営戦略といった絡みも見えて、
総合格闘技たる所以を垣間見た講義でした^^


記事一覧:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【オペレーション戦略 時間順 記事一覧】

良ければポチっと応援宜しくお願い致します^^
にほんブログ村 経営ブログ MBA・MBA取得へ

posted by ニーシェ at 11:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペレーション戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。