ケース / テキスト | version | ページ数 |
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ファシリテーション:Unit 1, 2, 3 | - | 47ページ |
テキスト演習:議論を進める | - | - |
ファシリテーション&ネゴシエーション DAY3 では「仕込み」と「さばき」の総合実践となります。
実際にファシリテーションを行いながら陥りがちな留意点なども見ていくのが内容。
「さばき」とは発言への対応です。
会議などの場で誰かが意見や反論、質問をした際に ファシリテーターとしてどう対応するのか。
参加者の発言をどうさばき、論点がずれることなく結論へと導く事*ができるのか。
※ ファシリテーターが結論を用意している、という意味ではありません
先ずは参加者の発言をしっかりと受取り、発言内容を理解する。
その後に”今ここで議論すべき論点か?”という観点で評価を行う。
その評価から6つのパターンで対応を変えることを学びました。
何も介入しないのか、論点を確認するのか、議論を広げるのか、深めるのか、
今話すべき論点ではないと判断したなら後回しにするのか軌道修正するのか、
そうしたパターンを一度体系立てました。
その上で実際の演習を通し、どのパターンが最適なのかをクラスメイトと議論。
これがなかなか興味深い。
ディスカッションの場をケースとして、Aさんの発言に対しては「議論促進」、とクラスで意見を出すのですが、
意外なほどに意見が異なる事が多かったように感じます。
またパターンに沿って具体的にどんな返答すべきかのワーディングも確認。
これらも独学でファシリテーションを学ばずにやっていたら 恐らく出てこないシャープな発言が多い。
仕事柄 ファシリテーションを行うことも少々ありますが、
授業や講師の発言はとても示唆に富んでおり、今後のファシリに活かしたいと思う事が多々あります。
例えば「ファシリテーターは発言をコントロールするのではなく、論点・議論をコントロールする」など。
議論すべき論点か?という評価軸を意識したことがなく、
結構 参加者の発言に引っ張られたり流されたりする事があったりします・・
また発言内容が論理的かどうか、というような見方もしてしまいがちですが、
それも「到達点(打ち合せ終了時のゴール)に近づく要素があるのか否か」という観点で評価した上で、
正しくさばくことが大事なんだと感じました。
また「議論には揺れがある」というのもすごい納得。
私を含め多くの人が「どの論点を話しているのか」ということを常に意識していることは難しく、
自分の興味関心で議論すべき論点から離れた内容に食いついたりします。
私は前もって準備をしていないと怖いと感じるタイプなのですが、
論点がずれて思い描いていた通りにならないと気持ちが焦ったりすることもしょっちゅうです。笑
でも、そもそも「議論に揺れがある」という認識を持つ事ができれば 少しは気持ちを落ち着かせて話すことができそう。
これでDAY3は修了。
いよいよ来週はDAY4レポートです。。
参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【ファシリテーション&ネゴシエーション 時間順 記事一覧】
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