2014年05月03日

ゼロ / 堀江貴文

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していくゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文

ダイヤモンド社 2013-11-01
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本紹介 from Amazon

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

【本書の主な目次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
おわりに


Twitterで評判になっていた(堀江さん自身がRetweetしまくっていたので目についたとも言えますが。笑)、
堀江さんの自伝に近い、働くことについて思うことを綴った一冊。

個人的な感想としては、いい意味で至極真っ当で当たり前のことを言っているということ。
それをホリエモンらしい、わかりやすい言葉で説明している。
中でも個人的に常に考えていて強く共感したことは、

(仕事が嫌いな理由について)多くのビジネスマンは、自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えている(P120)


これはまさしくその通りで、よって給料が上がらないとぼやいても仕方がないのだと。
うちの会社もベンチャー精神が強いと回りから思われるような会社ではありますが、例外ではありません。

大きな結果を残しても、評価がBからAになるだけで、
ボーナスの係数が1.0から1.3になるぐらい、金額で言えば7万5000円のアップです。
ここからもちろん税金ももってかれます。
半年間が頑張って数百万、数千万規模で売上貢献だコスト削減だと実現して評価されても 5万円程度の増収です。
(もちろん貰えるならそれに越したことはありません)

サラリーマンである以上、その制約からは抜けれてない。
今のご時世 どんどん昇格なんてことも見込めません。

私は統計学で過去の給与から相関関数を算出し月々の昇給額を求めたところ、615円でした。
これは過去の昇進も含めた上での数値となります。50代になって手取り36万円ほど。

手取りだけではなく税金や保証、信頼など含めサラリーマンは安定しているかもしれませんが、
正直 決して夢があるとは私は感じていません。
感じ方は人それぞれだと思いますのでサラリーマン生活をする方々をとやかく言うつもりは全くありませんが、
私自身はサラリーマンは生きることしかできず、経済的自由に生きることは難しい。

私はローンで毎月不安になったり、質素に節約をしながら死ぬまで暮らす生活よりも、
もう少し経済的に自由な生活をしたいと感じています。
豪華な生活じゃなくていいので、家族でお金のことをもめない程度の生活をしたいですね。。



時間とは命そのもの(P207)


これもその通りだと思います。
「時は金なり(Time is Money)」という金言がありますが、
私は昔から否定しており、「Time is Gold」だと公言し続けています。
それだけ時間は価値があるもので無駄にしてはいけないのだと。

1日の時間を秒換算すると8万6400秒。
これを8万6400円とし、1秒毎に1円ずつ消えてなくなるといった戒め物語がありますが、
消えてくのは1円なんかじゃなく もっと尊くて価値のあるものがなくなっているんだと私は言いたい。

なので「時は命」という堀江さんの考えは本当にその通りだと思います。



情報を得ることは、未来を知ることである。だからこそ、情報弱者と情報強者の間では、「未来を見る力」に決定的な差が生まれてしまう。情報に鈍感な人が損をするのは当然のことなのだ(P219)


情報を持っている人が強いのは もう嫌という程痛感しています。
でもこれが真実なんですよね。
日本語以外の言葉を学ぶ理由を私が挙げるとすれば、これにつきます。情報を得るためです。

コミュニケーションのツールという側面もありますが、
インターネットという広大な情報の中で日本語だけしか理解できないと、数ある情報の一部しか把握できません。
これはとてももったいない上に、とても恐ろしいことでもあります。

自分の中でこれだ!とビジネスモデルを組立てても、
海外の情報に疎かったらいつ黒船がやってくるかわからない。
でも情報があれば、黒船を予期できるかもしれない、そもそも黒船がいるようなビジネスに手を出さないかもしれない。

逆に海外にあって日本にないビジネスだって十分 持ってこれますし、
日本のビジネスを海外で展開することだって、情報さえあればハードルは下がると思います。
私はいまいまは本ブログの通り、MBAの勉強で手一杯な状態ですが、グロービスを卒業次第、語学も学びたいと思っています。



物事を「できない」理由から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか(P134)
「悩む」と「考える」の間には、決定的な違いがある。「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為。「考える」とは、物事をシンプルにしていく行為である(P161)


巷にあるビジネス書や自己啓発書でもよく出てくる内容なので深くは述べませんが、
会社でも多いですよね・・・「できない理由」ばかりを述べる人。
もちろん その側面は見落としてはいけませんが、「それをどう考え乗り越えるか」までいかないと。


本書は流石ホリエモンと言えるくらい、わかりやすく考え方を述べているのでささっと読めます。
ゼロにかけ算ではなく、コツコツと足し算をしていく、という本書のエッセンスに触れてませんが(笑)、
働くことに悩みがある人はぜひ読んでみて下さい。

またホリエモンさんの自伝要素も強いので、彼がどういった人生を歩んできたのか興味があればぜひ。
個人年収には親の収入と学歴に相関があるとのことですが、それを否定する一事例として刺激を受けると思います。
(学歴は親の収入と相関がありそうなので、個人年収との因果関係は個人的には疑わしく感じますが)


参考:グロービス経営大学院でのMBA取得への道【書籍一覧】




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posted by ニーシェ at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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